保守契約って、
何も起きないと無駄に見えるんですよね
ホームページの保守契約をしていると、ときどき思います。
何も起きていない時ほど、保守の価値って見えにくいんですよね。
サイトは普通に表示されている。
問い合わせフォームも動いている。
メールも届いている。
大きなトラブルもない。
そうなると、
「毎月の保守費用、必要なのかな」
と思われることもあると思います。
気持ちは分かります。
でも、僕は少しだけ言いたいことがあります。
何も起きていないから、保守が要らないわけではありません。
何も起きていない状態を保つために、保守があります。
ホームページの裏側は、ずっと同じではありません
WordPressやプラグインは更新されます。
サーバー側の仕様も変わります。
PHPのバージョンが変わることもあります。
メールの送信条件も変わります。
ある日突然、今まで普通に動いていた問い合わせフォームが届かなくなることもあります。
セキュリティ上の問題が見つかることもあります。
そういう変化を、何か起きてから初めて見るのではなく、普段から状態を把握しておく。
それが保守の大きな役割だと思っています。
何もない月にも意味があります
僕が保守している会社でも、毎月大きな作業が発生するわけではありません。
むしろ、何もない月の方が多いです。
でも、何かあった時にはすぐ状況が分かります。
- どのサーバーを使っているか
- どのWordPressで動いているか
- どんなプラグインが入っているか
- どこを触ると影響が出るか
- メールはどういう設定になっているか
普段から見ているから、すぐ動けます。
何年も見ていないサイトは、まず現状確認からです
逆に、何年も誰も見ていないサイトで、
「急に表示がおかしくなったので見てください」
「サーバー会社から警告が来たので確認してください」
と言われた場合、まず現状確認から始めることになります。
- 契約状況を調べる
- サーバー情報を確認する
- バックアップがあるかを見る
- WordPressの状態を見る
- 管理者アカウントを確認する
- 何が正常な状態なのかを把握する
緊急対応の前に、そこからです。
この差は結構大きいです。
保守契約は「毎月何か作業する契約」ではありません
保守契約というと、
「毎月何か作業してもらう契約」
と思われがちですが、僕は少し違うと思っています。
会社のホームページを、普段から見ている人がいる。
何かあった時に、
「まず誰に聞けばいいか」
が決まっている。
これも保守です。
車だって、壊れた時だけ整備工場を探すより、
普段から見てもらっているところがあった方が話は早いですよね。
ホームページも同じです。
保守しているのに、状態が分からないのは困ります
だから、保守契約をしているのに、
- 何年も更新の相談がない
- サーバー会社から来たメールも共有されない
- 別の業者が勝手に触っている
- ログイン情報が変わっている
という状態になると、正直かなり困ります。
こちらは「保守しているつもり」でも、実際にはサイトの状態を把握できなくなって
しまうからです。
保守契約は、契約書だけ残っていれば成立するものではありません。
普段から情報を共有してもらって、こちらも状態を把握して、必要な時に動ける。
そこまで含めて保守だと思っています。
保守契約しているなら、遠慮なく使ってください
もちろん、毎月何かを依頼してくださいという話ではありません。
何もなければ、それでいいんです。
むしろ何もない方がいい。
でも、
- サーバー会社から変なメールが来た
- WordPressの管理画面に警告が出た
- 問い合わせが減った気がする
- メールが届いているか不安
- 別の会社からホームページの営業を受けた
そんな小さなことでも、保守契約しているなら遠慮なく投げてください。
そのための契約です。
保守してくれる人がいない会社さんへ
そして逆に、
- 今のホームページを作った会社とは、もう付き合いがない
- 誰も保守していない
- 困った時に聞く相手がいない
そんな会社さんも、一度ご相談ください。
新しく作り直す話からではなく、
今のホームページをこのまま使えるのか。
どこまで管理できているのか。
まずそこから一緒に確認します。
何か起きてから業者を探すより、
何も起きていない時に相談できる相手を決めておく。
地味ですが、僕はそれが一番大事だと思っています。
