連載|地方企業のリアルIT相談室|第16回

結局、どこに連絡すればいいの?

最近よくある相談があります。

「色々試したんですけど解決しなくて・・・」

そんな電話です。

話を聞くと、保守会社へ連絡した。メーカーにも問い合わせた。AIにも聞いてみた。Googleでも調べてみた。

それでも解決しなかったとのこと。

じゃあちょっと見てみましょうか。

そんな感じで状況を聞いていると、「あ、それ前にもありましたよ」となることがあります。

もちろん全部がそう簡単ではありません。メーカーの調査が必要なこともありますし、ベンダーの対応待ちになることもあります。

ただ、長年いろいろな現場を見ていると、どこに原因がありそうなのか、何から確認したらよいのかは何となく見えてきます。

誰も間違っていないのに解決しない

最近のITは本当に便利になりました。クラウドサービスも増えましたし、どこからでも仕事ができるようになりました。

その一方で、仕組みはどんどん複雑になっています。

例えばメール一つでも、パソコンだけの話ではありません。インターネット回線だったり、メールサーバーだったり、Microsoft365だったり、Google Workspaceだったり、ホームページの設定だったり。

色々な仕組みが組み合わさって動いています。

だから保守会社へ聞く。メーカーへ聞く。通信会社へ聞く。それぞれ確認しても原因が見つからないことがあります。

実際には誰も間違ったことを言っていません。ただ、それぞれ自分の担当範囲でしか判断できないからです。

結果として、「こちらではありません」「契約先へ確認してください」「管理会社へ確認してください」そんなやり取りを繰り返しているうちに、どんどん時間だけが過ぎていきます。

話を聞くだけで見えてくることもある

不思議なもので、電話で状況を聞いているだけで見当が付くことがあります。

「いつ頃からですか?」「何か変更しましたか?」「その前に何か作業していませんか?」

そんな話をしているうちに、「ああ、それですね」となることがあります。

もちろん経験だけで解決できるわけではありません。ただ、似たようなトラブルを何度も見ているので、確認する順番が見えているのかもしれません。

だから案外早く解決してしまうことがあります。

最後は現場

逆に話を聞いただけでは原因が見えないこともあります。

そんな時は現場へ行きます。

実際にパソコンを見たり、ネットワーク機器を見たり、担当者の方と話をしたりしていると、「ああ、そういうことか」となることが結構あります。

電話やメールでは見えなかったことが、現場へ行くと見えてくるんです。

担当者の何気ない一言だったり、机の下の配線だったり、設定画面の小さなチェックだったり。

原因というのは意外なところに隠れていることも少なくありません。

AIも使います。検索もします。便利なツールも活用します。

でも最後は現場です。

これは今も昔も変わりません。

一番嬉しいこと

現場へ行くと、お客様の表情が変わることがあります。

トラブルが起きて困っていた担当者の方が、僕の顔を見ると少し安堵した表情になる。

まだ原因は分かっていません。

もちろん解決もしていません。

それでも安心してもらえる。

ありがたいことだなと思います。

長年この仕事を続けていると、パソコンやホームページを直しているようで、実は人の不安を取り除く仕事をしているのかもしれません。

最近はAIも進化していますし、便利なサービスもどんどん増えています。

それでも、「ちょっと見てください」という相談はなくならない気がします。

そして現場へ行って顔を見せると、お客様がホッとした表情になる。

そんな瞬間に、この仕事を続けていて良かったなと思います。

ご相談ください

AIにも聞いた。Googleでも調べた。保守会社にも連絡した。

それでも解決しない。

そんな時はご相談ください。

ホームページ、メール、パソコン、クラウドサービス、ネットワークなど、現場で培った経験をもとに対応しています。

案外、話を聞くだけで見えてくることもあります。そして必要であれば現場へ伺います。

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