こんにちは。株式会社売れるITサービス社の代表取締役であり、岐阜県関市を拠点に活動するITコンサルタントでスマート経営アドバイザーの玉田です。
今回は、地方企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)について、現場で感じている最新動向や課題、そして未来へのヒントをお伝えしたいと思います。


地方企業こそDXが必要な理由

「DX」という言葉を聞くと、AIやIoTなど最新テクノロジーが頭に浮かびますが、地方企業にとっては人手不足や業務の属人化、急速に変わる顧客ニーズなど、実務的な課題が山積しています。

例えば:

  • 人手不足:紙の書類や電話対応で多くの時間を取られている。

  • 業務の属人化:ベテラン社員のノウハウが属人化し、マニュアルもない。

  • 新規事業開発:販路拡大や顧客サービスのデジタル化が急務。

こうした課題にこそ、DXが大きな効果を発揮します。
そして、私たちITコンサルタントでスマート経営アドバイザーがサポートすることで、地方企業の成長を加速させるお手伝いができると考えています。


DX支援の現場から見えてきたこと

ここ岐阜でも、さまざまな業種でDXの取り組みが進んでいます。
いくつかの事例を簡単にご紹介します。

🌾 事例① 農業分野でのIoT活用

ある農業法人では、圃場の気温や湿度をセンサーで管理し、データを可視化することで農作物の品質向上と省力化を実現しました。
現場のスタッフからは「データのおかげで作業効率が上がり、品質も安定した」と好評です。

🏭 事例② 製造業での受発注システム刷新

地場の製造業では、FAXや手書き伝票で行っていた受発注業務をデジタル化。
これにより、受注漏れや二重入力が解消され、在庫管理もスムーズになりました。
お客様への納期回答も早くなり、取引先からの信頼がアップしています。

🗾 事例③ 観光業でのデジタルマーケティング

観光業では、SNSやWeb予約システムを活用し、集客力を強化。
これまでチラシ中心だった集客方法が、ネットを活用することで若年層にもリーチできるようになりました。


地方企業ならではの強みと可能性

DXというと都会の話のように聞こえるかもしれませんが、地方企業だからこそ大きな可能性があります。
たとえば:

  • 地域密着型のビジネス:お客様との距離が近く、デジタルツールを導入すれば関係性をさらに深められる。

  • 経営判断の速さ:大企業に比べてフットワークが軽く、小さな改善を積み重ねやすい。

  • 多能工の強み:少人数でも複数の業務をこなす柔軟性があり、デジタル活用で生産性をさらに向上できる。


DXは単なるIT導入ではない

最後にお伝えしたいのは、DXは「システムを入れること」だけが目的ではないということです。
本当に大切なのは、業務そのものを見直し、デジタル技術でより良い働き方や新しい価値を生み出すこと。
経営者の皆さまが「本気で変えたい」と思い、社員の皆さんと一緒に取り組むことで、DXは必ず成果につながります。

私たちも、地元企業の皆さまと伴走しながら、これからも岐阜から地方DXの最前線を盛り上げていきたいと思います。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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