岐阜・名古屋のみなさん、売れるITサービス社の玉田です。
Googleアップデートが入ると検索結果はどうしても揺れます。
昨日も関の現場からの帰り道に「順位は動いたのに、問い合わせが増えない」という相談を受けました。
僕の回答は変わりません。来てくれた人に、先に“答え”を置く。と説明します。
今日はサイト運用で効いた具体策をまとめて書きますね。
まず結論。ファーストビューに置くのはこの4つ
今すぐ困っている人は、読み込む前に「判断」したい。
だからヒーロー直下で
いつ/いくら/どこ/支払い方法を表示します。
順位の上下より“最初の一画面”
Googleのスパムアップデート(日本時間8月27日開始)は数週間かけて全言語に広がります。
変動は避けられませんが、小手先で対応するより、ファーストビューで疑問が解ける作りにした方が
問い合わせは安定し増えていきます。
岐阜・名古屋でのWebサイトでは、この修正だけで電話とLINEの動きが目に見えて変わりますよ。
アップデートの要点(かんたん整理)
Googleは「関係の薄い量産」や「不正・低品質の露出」を抑えに来ています。
ドメインの看板を借りた第三者記事の乱用や、順位狙いの量産は厳しく見られる流れです。
- 今回:不正・低品質の検出強化(完了まで数週間想定)。
- 背景:自社の顔で関係ない話を増やさない、が基本姿勢。
まとめると、「自社の専門で、役立つ答えを早く届ける」です。
Webサイト運用で効いた見直しは、この3つ
1) 外部寄稿・タイアップの線引き
便利でも、編集不在のレビュー量産は危ない。紙1枚で構いません。
「掲載目的/審査基準/撤下の条件」を社内で明文化しましょう。
- 対価リンクは
rel="sponsored"
、薄い参照はrel="nofollow"
。 - 専門外テーマの量産は撤退。古い記事は統合・削除・
410
も検討。 - 著者と監修者(最終責任者)を明記。顔が見えるだけで信頼が上がります。
2) “量産ローカルページ”の断捨離と一本化
「〇〇市で△△」のコピペは効きにくい時代。代わりに1本を濃くします。
写真3枚(前・途中・後)、到着時間レンジ、作業時間、駐車や騒音の配慮——
現場の事実を積み上げるだけで差が出ます。
- 同義反復は統合、重複は301で“同じ答え”を1URLへ。
- 地名入り写真は効果大(撮影許可の範囲で)。
3) AEO=「答え→理由→行動」で並べ替え
AEOは魔法ではなく情報の置き方です。上に即答、その下に根拠、最後に迷わないCTA。
この順番だけでクリック率は素直に上がります。
- 即答:いつ/いくら/どこ/どうやって。
- 根拠:作業の流れ・準備物・よくある失敗・ビフォーアフター。
- 行動:電話/LINE/フォームの3並列。
- 構造化:
FAQPage
・LocalBusiness
(JSON-LD)。
実装ガイド:トップと主要サービスはこの順で直す
- 冒頭Q&A(3〜5項目):ヒーロー直下。
FAQPage
でマークアップ。 - “現場の根拠”:所要時間レンジ/準備物/配慮事項/写真3枚。
- CTAは3並列:電話(即時)・LINE(写真見積り)・フォーム(正式見積り)。SLA(最短◯分返信)を明記。
- 構造化データ:
LocalBusiness
はサイト全体に1回(多拠点は拠点ページ個別)。
ケース:岐阜の出張修繕(Before/After)
Before(よくある失敗)
「地域密着で親切丁寧に対応します。お気軽にご相談ください。実績多数!」
言葉は良くても、価格・最短対応・エリアが不明。根拠写真もない——
これでは“今困っている人”の判断材料になりません。
After(AEO準拠)
最短対応:本日17時〜(岐阜市・関市)/料金:出張費1,500円+作業3,000円〜
対応エリア:岐阜県美濃地域・名古屋市東部(赤枠は当日可)
支払い:現金/カード/請求書(法人)
作業時間の目安:軽微な水漏れ15–30分、鍵交換30–60分
事例:関市桐谷での水栓交換(到着25分→作業35分/写真3枚)。段取りまで想像できると、安心して次に進めます。
監視と復旧(Search Console)
変動時はまずサチコで事実確認。噂より一次情報です。
- 手動対策:表示があれば最優先で対応。
- セキュリティ:改ざん・マルウェア等。復旧後は「再審査のリクエスト」。
- 補足:スパム報告フォームは参考程度(鵜呑みにしない)。
AEO導線の“型”(そのまま設計書に)
- 1画面目:Q&A(4項目)+3並列CTA
- 2画面目:作業の流れ(1→2→3)+所要時間レンジ
- 3画面目:事例(地名/費用帯/依頼経路)
- 4画面目:よくある質問(返品・保証・支払い)
- フッター直上:会社情報(住所・地図・営業時間・特商法)+
LocalBusiness
30–60–90日の運用ロードマップ
Day 1–7(現状把握と火消し)
- Search Console(手動対策/セキュリティ/パフォーマンス)確認。
- 外部寄稿・アフィリエイトの棚卸しとリンク属性整備。
- 量産系の重複URLを洗い出し、統合候補をリスト化。
Day 8–30(AEO化スタート)
- トップ+主要サービス1本をAEO化(Q&A→根拠→CTA)。
FAQPage
/LocalBusiness
のJSON-LD実装。- LINE見積り導線の強化(QR/ディープリンク/テンプレ文)。
Day 31–60(統合と事例強化)
- 量産ローカルページの統合(301)を段階実施。
- 事例に地名・時間・金額帯を追記して根拠を増やす。
Day 61–90(計測と最適化)
- 問い合わせ率、電話クリック率、LINE流入を計測。
- FAQ追加やCTA文言のABでCV最適化。料金の見せ方も微調整。
検索で“出る”より、サイトで“解決する”
変動の波は読みにくい。でも、質問に先回りして答える設計に寄せれば、数字は戻ります。
即答→根拠→行動の“型”を、小さく入れて積み上げましょう。岐阜・名古屋の現場からの実感として、ここが近道です。
ご相談ください
トップと主要サービス1本をAEO化テンプレで下書きまで整えます。
FAQPage
/LocalBusiness
のJSON-LD、既存ローカル量産ページの統合(301設計)まで
まるっと伴走します。まずは「今どこで詰まっているか」を教えてください。