岐阜県でスマート経営アドバイザーを委嘱いただいている、売れるITサービス社 代表の玉田です。
この前も、地元の会社さんから「最近Googleの検索順位がガタっと動いて心配で…」と相談を受けました。
実際よく耳にするのが「検索で見つけてもらえなくなるんじゃないか?」「うちのWebサイト、もう古いのかな?」という声なんです。
でもね、実はアップデートの波って、怖がる必要はなくて。むしろ“見直すきっかけ”にするとちょうどいいんです。
今日はそのあたりをふまえて、すぐにできるWebサイト再点検の5つのポイントをお話しします。
1. ファーストビューで「答え→行動」まで見せる
ページを開いた最初の10秒で、「ここに答えがある」と思わせられるかどうか。これが大事です。
- 要点カード:誰向けで、どんなサービスで、料金や納期の目安は?それをひと目でわかるようにまとめる
- 一次CTA:いきなり「お問い合わせ」じゃなくて、資料DLやLINE相談など軽いアクションを置いておく
- 比較表リンク:よく比べられるプランや商品にすぐ飛べるようにする
効果:迷っている時間が減ります。AEOの観点でも即答性がグッと上がります。
2. 構造化データ、ちゃんと入ってる?
検索エンジンに「このページはこういう情報ですよ」と伝える“名刺代わり”が構造化データ。
最低限ここはチェックしておきたいです。
- Organization/(必要なら)LocalBusiness:会社情報
- BreadcrumbList:パンくずリスト
- FAQPage:料金や納期、対応範囲、問い合わせ後の流れ
- Product/Service:サービスやプランの情報
- Article:ブログ/お知らせ
効果:検索結果でリッチリザルトに出たり、質問検索で拾われやすくなります。
3. 実績・事例は「一覧+成果」がカギ
ただ事例を並べるだけじゃなくて、比較しやすさと成果の数字を見せるのがポイントです。
- 一覧ページで「業種/目的/地域/期間/費用目安」がパッと比較できるようにする
- 各事例にはBefore/After・手順・成果(問い合わせ数UP、リピート率向上など)を書く
- お客様の声はQ&A形式に(「何に困ってた?→どう変わった?」)
効果:信頼感と再現性が一気に伝わり、検討中の離脱を防げます。
4. 相談の導線はシンプルに
お問い合わせフォーム、長すぎませんか?フォームで聞くのはシンプルに3つだけで十分です。
- 3項目(名前/連絡先/相談内容)+自由記入は任意
- 代替手段:電話・LINE・予約・資料DLなど、ひとつ強調
- 確認ページカット+自動返信で「対応時間や次の流れ」を明示
効果:入力がラクで、返答も安心。送信率が自然に上がります。
5. “質問ベース”で計測しよう
アクセス数や滞在時間だけじゃ、どこが改善点か見えてきません。
- GA4で「どんな質問が、どのページで解決されたか」を見る
- 毎週1本の動線を洗い出して、1改善=1仮説で回す
- ヒートマップで「迷いゾーン」をチェック(戻る・連打・長時間ホバー)
効果:AEOの本質である「答えにたどり着くまでの時間短縮」につながります。
すぐ動けるチェックリスト
- ファーストビューに要点カード+一次CTA
- 構造化データ(会社・パンくず・FAQ・サービス・記事)
- 一覧→詳細の二段構造+成果の数字
- フォーム3項目+代替導線1つ
- GA4+ヒートマップで質問ベース分析
関連
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