岐阜県でスマート経営アドバイザーを委嘱請けております。
売れるITサービス社 代表の玉田です。
最近、地元企業の社長さんから「ChatGPTって結局うちでも使えるの?」というご相談が増えています。
その気持ち、よくわかります。「AI」と聞くと難しそう、高額そう、自社には関係ないと思われがちですが、実は中小企業こそ、生成AIのメリットをいち早く取り入れるべきなのです。
私自身も、日々のメール返信やマニュアルづくり、社内文書の草案など、さまざまな業務でAIを使っています。
特に「ゼロから何かを書く」「考えを整理したい」「時短したい」という場面では、生成AIは非常に心強い味方になってくれます。
今回は、中小企業が生成AIを導入すべき3つの理由について、わかりやすく解説します。
1. 時間を生む“自動化ツール”として活用できる
中小企業では、「人手不足」が深刻な課題です。
「誰かが辞めたら業務が回らない」「事務作業が経営者に集中している」といった状況もよくあります。
たとえば、以下のような業務はChatGPTに任せられます:
- 社内メールの下書き作成
- 議事録の要点整理
- 取扱説明書やマニュアルのドラフト
- SNS投稿やニュースレターの原案
1つ1つは小さな作業かもしれませんが、積み重なると月に何十時間もの時間削減になります。
社員が本来注力すべき「判断業務」「営業活動」に集中できるようになるのは、大きな成果です。
2. 「考える仕事」に集中できる環境が生まれる
AIは“完璧な回答”を出すことは得意ではありませんが、「たたき台を出す」「選択肢を出す」ことは非常に得意です。
たとえば、商品名のアイデアが思い浮かばないとき、
ChatGPTに「和風・高級感・20代女性向け」の条件で提案を依頼すれば、20〜30個の候補をすぐに出してくれます。
このように「ゼロから考える」時間を減らせば、より深い思考や判断に時間を割けるようになります。
また、AIと一緒に「壁打ち」をすることで、企画の抜け漏れや、論点整理にも役立ちます。
社内に相談相手がいないときでも、AIがその役割を一部果たしてくれます。
3. 小さく始めて大きな効果を狙える
「AIって高いんでしょ?」とよく聞かれます。ですが、ChatGPTは無料でも始められますし、有料版でも月額3,000円ほど。
高額なシステムを導入する前に、まずは日々の業務の中で「負担が大きい作業」をAIに置き換えてみましょう。
たとえば:
- 営業日報のドラフトをAIに書かせる
- 定型メールをAIで生成する
- 議事録や社内報告の要点整理をAIに任せる
このように“小さく始めて試す”ことができるのが、生成AIの良さです。
しかも、最初の一歩を踏み出すことで、社員のデジタルリテラシーが高まり、組織全体が「デジタルに強い会社」に育っていくという副次的な効果もあります。
ご相談ください
ChatGPTなどの生成AIは、決して「魔法のツール」ではありませんが、正しく使えば確実に成果が出ます。
特に人手が限られている中小企業こそ、業務効率化・情報整理・文書作成の支援など、あらゆる場面で導入する価値があります。
まずは小さな一歩から。迷ったら、ぜひ一度ご相談ください。
AI導入は「ツールを入れたら終わり」ではありません。
“誰がどう使うのか” “何の目的で使うのか”を明確にしていくことが、導入の成功ポイントです。
弊社では、AIの初期導入支援から、実務レベルでの活用指導までサポート可能です。
「うちでもAI、使えるかな?」と感じた方は、ぜひお気軽にご相談ください。