「ホームページを直したい」と思った時に最初にやるべき3つのこと――安価なサービスや営業主体の会社の“餌食”にならないために

「ホームページを直したい」と思った時に最初にやるべき3つのこと――安価なサービスや営業主体の会社の“餌食”にならないために

岐阜県でスマート経営アドバイザーを委嘱いただいている、売れるITサービス社 代表の玉田です。
先日、ある地元企業の社長さんとお話ししていたときに、こんな相談を受けました。
「うちのホームページ、なんだか古く見えるし、営業の人に“今すぐリニューアルした方がいい”って言われたんですけど、どうしたらいいですか?」
実は、こうした相談は毎月のようにいただきます。
営業トークに乗って作り直したものの、成果につながらず、後で困るケースが非常に多いんです。

「直したい」の裏には、いろんな想いがある

「ホームページを直したい」という言葉には、実はいろんな想いが詰まっています。
売上を伸ばしたい、採用を強化したい、会社の信頼感を上げたい、情報を整理したい…。
ですが、こうした目的があいまいなまま、“安くて早い”という言葉に引かれてリニューアルをしてしまうと、「きれいになったけど、結果が出ない」という状況になってしまいます。
ホームページを直すときに本当に大事なのは、“どこをどう直すか”よりも“なぜ直したいのか”を明確にすることなんです。

1. まず「直したい理由」を明確にする

目的をはっきりさせることで、判断の軸ができます。
たとえば「問い合わせを増やしたい」なら導線やフォームの改善、「採用につなげたい」なら社員紹介や写真の見せ方、「信頼感を高めたい」なら代表メッセージや実績ページの強化。
こうした方向性は、“目的”が言葉で整理されて初めて見えてきます。
私がサポートしている企業さんには、「数字」「行動」「印象」という3つの視点から目的を明文化してもらうようにしています。
書き出してみると、実は“デザインよりも中身を整えること”の方が先だと気づく方がほとんどです。

2. 現状を“感覚ではなく事実”で見る

直す前に、まず今のサイトの状態を客観的に見ましょう。
Googleアナリティクスやサーチコンソールを使えば、「どのページが見られているか」「どこで離脱されているか」が数字で分かります。
先日もあるお客様が「会社概要ページなんて誰も見てないと思ってた」と話されていましたが、実際にはアクセス数が一番多く、そこからの離脱も多いという結果でした。
つまり、“直すべき場所”は感覚ではなく、数字が教えてくれるんです。

売れるITサービス社では、こうした現状分析を無料で行う「Webサイト無料診断」を実施しています。
「まず何から手をつければいいかわからない」という方は、ここから始めてみてください。
そして分析後には、現場で成果を出すための仕組みづくりを一緒に考える――それが私たちのスタイルです。

3. 修正範囲と“体制”を決める

最後に、「どこまで直すのか」と「誰が運用するのか」を決める段階です。
ここを決めないまま進めると、費用だけが先に膨らみます。
部分的な修正で効果が出ることもあれば、構造から見直した方が良い場合もあります。
大事なのは、更新できる体制を社内に持てるかどうか
“外部任せ”にすると、簡単な更新にもコストがかかります。

そこで活用いただきたいのが、当社が提供している「売れるCMS」です。
WordPressのような複雑な操作を必要とせず、誰でも直感的にページ編集が可能。
「営業日を変えたい」「写真を差し替えたい」など、現場担当者が自分で対応できる仕組みを整えることで、
更新スピードと情報精度が格段に上がります。
結果的に、“作った後に成果を出すホームページ”へと育てることができるのです。

そして注意すべきは、「安くできます」「今すぐ契約を」と言ってくる営業会社。
“安い理由”を明確に説明できない場合は、まず立ち止まってください。
ホームページは作って終わりではなく、“経営を支える資産”です。
安さよりも、「長く使える仕組み」を選ぶことが経営判断として重要です。

まとめ――焦らず、正しい順番で進めること

最近はSNSや広告の比重が増え、ホームページを「なんとなく存在しているもの」と捉える方も多いですが、
実際には、商談前や採用前に一番見られるのが公式サイトです。
その第一印象が企業の信頼を決めます。

今日お話しした「目的を明確にする」「現状を数字で知る」「体制を整える」の3つを順番に進めれば、
無駄な費用をかけず、しっかりと成果につながるリニューアルが可能です。

まずは、現状の課題を“見える化”するところから始めましょう。
▶ 無料で現状診断を受ける
そして、その後の改善・運用には「売れるCMS」を活用することで、
自社で更新しながら成果を積み上げていく仕組みを作ることができます。

ご相談ください

ホームページの現状分析や目的整理の段階から、伴走支援を行っています。
「見積りが適正か分からない」「どこまで内製化できるか迷っている」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
岐阜・愛知・三重の中小企業の現場に根ざした、実践型のアドバイスでサポートいたします。