特集|AI時代に考えること
AIを使っても、手を抜かない
AIは便利な道具です。けれど、考えることまで預けてしまっていいのか。
現場で感じている違和感を、少し整理してみました。
最近、AIの話を聞かない日がありません。
ニュースでも、広告でも、SNSでも、「AIが変える」「AIを使わないと遅れる」そんな言葉ばかり並ぶようになりました。
もちろん、便利なのは分かります。
実際、僕自身もAIを使っています。
考えを整理したり、壁打ちしたり、文章の下書きを作ったり。そういう使い方は、かなり助かっています。
壁打ちを続けていると、こちらの考え方や、言葉の癖や、迷っている部分を理解した上で、打ち返してくる感じもあります。
だから、一人で抱え込まず、頭の中を整理するにはとても役立つ道具だと思っています。
でも、少し気になることがあります
会議で、「何か意見ありますか?」となった瞬間にスマートフォンを見る人が増えました。
少しして、妙に整った言葉が返ってくる。
たぶんAIに聞いているんだと思います。
別にAIを使うことが悪いわけではありません。
ただ、その場で考える前にAIに聞いて、そのまま自分の意見みたいに話してしまう空気には、少し違和感があります。
会議って本来、その人の経験や、現場感や、失敗談や、温度感を持ち寄る場所だったはずです。
正解を読む場所ではありません。
AIが整えた言葉と、自分の言葉は違う
AIは綺麗に整理してくれます。
でも、整理された言葉と、自分の中から出てきた言葉は、やっぱり少し違います。
実際、AIに文章を書かせても、最後まで納得できず、結局、自分でかなり書き直してしまうことが多いです。
たぶん、現場の空気や、言いにくさや、迷いや、相手との距離感まで含めて、自分の言葉で書きたいんだと思います。
現場では、まだまだ泥臭い問題が多い
最近は、「AIで全部できる」みたいな空気も強くなっています。
でも現場では、メールが届かない、古いパソコンが限界、更新が止まっている、引き継ぎできない。
そんな泥臭い問題の方が、ずっと多いです。
だからこそ、最後に必要なのは、ちゃんと考えること。
ちゃんと確認すること。
そして、自分の言葉で話すことなんじゃないかと思います。
AIは便利。でも、考える代わりにはしない
AIは便利な道具です。
でも、考える代わりにしてしまうと危ない。
壁打ちとして使うのと、判断を丸投げするのは、似ているようで全然違います。
これからの時代、AIを使えることより、AIを使っても手を抜かないことの方が、大事になっていく気がしています。
ご相談ください
AIの活用、Webサイトの運用、社内のITまわりの整理など、道具だけでは解決しにくい課題もあります。
売れるITサービス社では、現場に合わせた使い方を一緒に考えます。
「AIを入れたい」ではなく、「何を整えるべきか」からご相談ください。
