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連載|地方企業のリアルIT相談室|第20回

相談の半分はITじゃない

月初になると、先月の報告会や定例訪問でお客様のところへ伺うことが増えます。

アクセス解析を確認したり。

ホームページの状況を見たり。

SNSの反応を見たり。

数字を見ながら先月の振り返りをする時間です。

「問い合わせはどうでしたか?」

「ホームページから反応はありましたか?」

そんな話から始まることが多いのですが、不思議と話は別の方向へ進んでいきます。

  • 営業の話
  • 採用の話
  • 社員教育の話
  • 後継者の話

気が付くとホームページの話をしていないこともあります。

もちろんホームページに改善点がないわけではありません。
問い合わせ導線が分かりにくいこともありますし、情報が古くなっていることもあります。

でも、本当に困っている原因がそこではないことも少なくありません。

パソコンの相談でも同じです

「システムがおかしいんです」

そう聞いて現場へ向かいます。

確認してみるとシステムの問題ではなく、運用の問題だったりします。

運用の問題だと思っていたら、人の問題だったりします。

人の問題だと思ったら、実は仕組みの問題だったりします。

どこか一つだけを直せば解決することは、意外と少ないものです。

AIの相談も増えてきました

最近はAIの相談も増えてきました。
以前はホームページやパソコンの相談が中心でしたが、最近はAIの画面を見ながら話をすることも珍しくなくなりました。

ChatGPTを使っている会社もあれば、Geminiを使っている会社もあります。
体感では半々くらいでしょうか。

みなさん検索代わりに使ったり、文章の下書きを作ったり、会議資料をまとめたりと便利に活用しています。

ただ、話を聞いていると少しもったいないと感じることがあります。

  • AIに何を手伝ってほしいのか
  • どんな仕事で使いたいのか
  • どんな回答を求めているのか

そこが整理されないまま使っているケースが意外と多いのです。

実際には、自分の仕事や目的に合わせてAIの振る舞いを調整することもできます。
ところが初期設定のまま使っていたり、とりあえず有料版にしただけだったりすることも少なくありません。

すると毎回同じ説明を繰り返すことになります。

回答も何となく散らかります。

AIが悪いわけではありません。

まだ自分仕様になっていないだけです。

そんな話をしているうちに、
「そもそも何を効率化したいんですか?」
「どこに時間を取られているんですか?」
という話になります。

結局はAIの話ではなく、業務の話になります。

さらに進むと、人や組織の話になります。

ITはあくまで道具です

ホームページもそうです。

パソコンもそうです。

AIもそうです。

ITは便利な道具です。

でも、道具だけで解決することはあまりありません。

  • 誰がやるのか
  • どう続けるのか
  • どんな流れで運用するのか

そこが決まらなければ、どんな便利な仕組みも長続きしません。

だから面白いのだと思います。

IT屋をやっていますが、実際にはITの話ばかりしているわけではありません。

現場で話している内容は、経営の話だったり、人の話だったり、会社の未来の話だったりします。

最近特に感じるのは、

「相談の半分はITじゃない」

ということです。

ホームページの相談で伺ったのに経営の話になる。

AIの相談で伺ったのに業務改善の話になる。

パソコンの相談で伺ったのに組織の話になる。

そんなことが日常です。

だから今日も現場へ向かいます。

何の相談になるか分からないまま。

でも、それがこの仕事の面白いところなのかもしれません。

ご相談ください

ホームページの相談だと思っていたら、実は別のところに課題がある。
そんな場面は少なくありません。

ITのことでも、AIのことでも、業務のことでも構いません。
まずは話を聞くところから始まります。

岐阜県美濃地方、愛知県、三重県北部を中心に、外部IT担当者として現場に伺っています。

「どこに相談したらいいか分からない」
そんな時はお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

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