―社長が今すぐできるITリスク対策―
「壊れたタブレット」と「壊れた会社のIT」
先日、家族で外食に行ったんですが、
注文用タブレットが壊れて店員さんが右左往来。
「こういうとき結局、人のフォローが大事なんだよな」
なんてことを思いました。
これ、会社のITも同じですよね。
前回のブログで「社長が“よく分からない”ままITを任せると会社は弱くなる」と書きました。
実はそれと同じくらいこわいのが、
「担当者が辞めたら、ITも業務も分からなくなる」という状態です。
実際に私たちがご相談を受ける中でも、
「前任が辞めたらメールサーバーの設定がわからなくなった」
「管理画面のIDとパスワードが誰にも分からず、更新手続きが止まった」
といった事例は少なくありません。
担当者頼みのIT運用に潜むリスク
「そのシステム、何に使ってるの?」
「パソコン回りは全部任せてるよ」
こんな“頼りっぱなし”が続くと、いざというときに業務が止まります。
急な退職や体調不良、もしくは異動。
その瞬間に「どうやって動かせばいいか分からない」状態になる会社、実はとても多いんです。
では、どうすれば「担当者が辞めたら終わり」を防げるのでしょうか?
今すぐ実践できる3つの対策
1. IT業務を“見える化”する
- 手順書(マニュアル)や操作動画を社内共有
- システム契約やログイン情報を経営側も把握
「何を誰が管理しているか」を一覧にしましょう。
さらに、月1回程度の「IT棚卸しミーティング」を行い、
「今使っているシステム」「契約状況」「操作方法」をチェックする仕組みを作ることが大切です。
2. 経営者も「よく分からない」を放置しない
- 「そのシステム、何のために使ってる?」を聞く習慣
- ITは任せ切りにせず、定期的に状況を確認
システムは「誰が使い、どう役立てているか」を経営者が理解しておくことで、
万が一のときも慌てずに対応できます。
3. 外部パートナーと連携しておく
- 社内で全部抱え込まず、外部サポートを活用
例えば、 「売れるITサービス社」のITよろず相談 を利用すれば、
トラブル時も迅速に対応できます。
「この夏、ITリスクの棚卸しをしませんか?」
ITの専門化は、最初は楽でも後から問題になります。
だからこそ、“見える化”と“外部パートナーの活用”がカギになります。
この夏、「ITリスクの棚卸し」をしてみませんか?
まずは身近なところから、会社のIT環境を見直してみてください。
私たち「売れるITサービス社」では、“いつでも頼れるITの相談窓口”をご用意しています。
「ちょっと相談したい」という時は、ぜひこちらから。