WordPress 7.1が公開されました。
管理画面を開いて、
「WordPress 7.1に更新できます」
という表示を見た方もいると思います。
メジャーアップデートなので、
「すぐ更新して大丈夫?」
というところが気になると思いますが、その前に今回の7.1で何が変わったのかを見てみましょう。
今回のアップデート、個人的には結構いいと思っています。
派手な機能がドンと増えたというより、普段WordPressを使っている中で、
「ここ、もう少し使いやすくならないかな」
と思っていたところが、少しずつ良くなっています。
スマホやタブレットに合わせた調整がしやすくなった
ホームページを作っていると、
パソコンではちょうどいいのに、スマートフォンで見ると文字が大きい。
逆にスマートフォンではいいけど、タブレットだと少しバランスが悪い。
そんなことがよくあります。
これまではテーマ側の機能を使ったり、CSSを書いたりして調整することも多かったのですが、
WordPress 7.1ではレスポンシブデザインの機能がさらに強化されています。
画面サイズに合わせて表示を調整する仕組みが、WordPress本体の中に少しずつ入ってきました。
すべてのテーマですぐ同じように使えるわけではありませんが、
「WordPressだけでできること」がまた増えた感じです。
画像の扱いもかなり良くなった
今回、僕が特に気になったのが画像まわりです。
WordPress 7.1では、画像編集の操作が分かりやすくなっています。
- 画像の切り抜き
- 縦横比を指定した切り抜き
- 左右・上下反転
- 画像の回転
- 画像情報の編集
今までより、ちょっとした画像編集をWordPressの中で済ませやすくなりました。
さらに画像をアップロードするときの処理にも手が入っています。
これまでは、大きな画像をアップロードするとサーバー側でかなり頑張って処理していました。
そのため、サーバーの環境によっては、
- 画像がアップロードできない
- 途中でエラーになる
- サムネイルがうまく作られない
なんてこともありました。
7.1では、その画像処理の一部をブラウザ側で行う仕組みが入っています。
スマートフォンやデジカメで撮った大きな写真を、そのままホームページに載せることも増えています。
地味に見えますが、こういう改善は実際の運用ではありがたいところです。
タブ表示がWordPress標準に
今回、新しくタブを作るためのブロックも追加されています。
例えば、
商品B
商品C
を切り替えて表示したり、
仕様
よくある質問
を一つの場所にまとめたり。
こういう表示は、今まではテーマ独自の機能やプラグインを使って作ることが多かったんです。
それがWordPressの標準機能として使えるようになる。
これは結構大きいと思っています。
僕はWordPressを長く使うなら、できるだけ余計なプラグインは増やしたくありません。
プラグインが増えれば、それだけ更新や互換性を気にする場所も増えます。
WordPress本体でできることが増えるのは、長く運用するうえでも歓迎したいところです。
音声コンテンツも扱いやすくなった
音声ファイルをまとめて再生できるプレイリストのブロックも追加されています。
普通の会社ホームページでは、それほど使う機会はないかもしれません。
でも、
- ポッドキャスト
- 講義
- セミナー
- 音楽
- 音声案内
などを掲載しているホームページなら、面白い機能だと思います。
これも今までは外部サービスやプラグインに頼ることが多かった部分です。
編集画面も少しずつ使いやすく
WordPressは機能が増えるにつれて、
「あれ、元の管理画面にどう戻るんだっけ?」
と思うこともありました。
投稿を編集して、サイトを編集して、また管理画面に戻って。
7.1では、こうした画面の行き来もしやすくなっています。
毎日使うものだからこそ、こういう小さな改善の方が後から効いてきます。
複数人で記事を作る機能も進化
記事を書いて、
担当者に確認してもらって、
修正して、
また確認する。
会社のホームページでは、こんな流れも多いと思います。
今回、記事の中にコメントを付けたり、担当者同士で確認したりするための機能も強化されています。
WordPressの中だけで記事制作を進めやすくする方向に進んでいるようです。
このあたりは、これからさらに便利になっていきそうです。
ここまでは、いい話。
でも今回はメジャーアップデート
ここまで見ると、
「じゃあ7.1にすぐ更新しよう」
と思うかもしれません。
ただし。
今回はメジャーアップデートです。
ここは少し慎重に見た方がいいと思っています。
WordPressのホームページは、WordPress本体だけで動いているわけではありません。
- テーマ
- プラグイン
- PHP
- JavaScript
- CSS
- 独自に追加されたプログラム
いろいろなものが組み合わさって動いています。
WordPress本体が新しくなっても、その全部が同じタイミングで新しくなるわけではありません。
今回は編集画面の変更にも注意
WordPress 7.1では、投稿や固定ページを編集する画面の仕組みにも大きな変更が入っています。
WordPressとしては、編集画面をより安定させていくための変更です。
これは将来的には良い方向だと思います。
ただ、古いプラグインや独自の機能の中には、今までの編集画面の仕組みに合わせて作られているものもあります。
そのため、
ホームページは普通に表示されている。
でも記事を編集しようとすると何かおかしい。
そんなことが起きる可能性もあります。
更新後はホームページを見るだけではなく、
- 投稿が編集できるか
- 固定ページが編集できるか
- 画像が登録できるか
- 問い合わせフォームは動くか
- スマートフォンで崩れていないか
ここまで確認した方がいいでしょう。
古いプラグインが入っているサイトは特に確認
何年も運用しているWordPressには、昔から使っているプラグインがそのまま残っていることがあります。
特に、
- 長い間更新されていないプラグイン
- 古いページビルダー
- 管理画面を独自に変更するもの
- 予約システム
- フォーム関連
こういったものが入っているサイトは、いきなり更新するより一度確認した方が安心です。
「今まで動いていたから大丈夫」とは限らないのが、メジャーアップデートの難しいところです。
だからといって、更新しないのも違う
ここは誤解しないでください。
WordPress 7.1が危ないから更新しない、という話ではありません。
今回の7.1を見ると、画像まわりも良くなっていますし、編集機能もレスポンシブ対応も進んでいます。
僕は、ちゃんと使っていきたいアップデートだと思っています。
それにWordPressは、更新しながら使っていくものです。
古いバージョンのままずっと放置する方が、セキュリティの面では問題になります。
メジャーアップデートは、更新して終わりじゃない
WordPressの更新ボタンを押すだけなら簡単です。
でも僕らが仕事として更新するときは、そこだけを見ているわけではありません。
- バックアップを取る
- テーマやプラグインを確認する
- WordPressを更新する
- 主要ページを確認する
- スマートフォン表示を確認する
- 問い合わせフォームを確認する
- 投稿・固定ページの編集を確認する
- 画像アップロードを確認する
- 独自機能を確認する
更新ボタンを押せたから終わり。
ではなく、
更新したあとも、今まで通り使えることを確認して終わり。
僕はそこまでがアップデートだと思っています。
WordPress 7.1への更新、迷ったらまず確認を
今回のWordPress 7.1。
新しくなったところを見ると、僕はかなり前向きに見ています。
ただ、メジャーアップデートだからこそ、サイトによっては事前に確認した方がいいところもあります。
「自分のサイトは、そのまま更新して大丈夫なのか」
「使っているテーマやプラグインは問題ないのか」
「古いWordPressだけど、一気に7.1まで上げていいのか」
そんなところが分からなければ、まずは無料相談で大丈夫です。
現在のWordPressやテーマ、プラグイン、サーバー環境などを見ながら、
そのまま更新できそうなのか。
少し待った方がいいのか。
先に手を入れた方がいいところがあるのか。
そこを一緒に確認します。
問題なければ、ご自身で更新してもらっても構いません。
自分で作業するのが不安だったり、仕事で使っているホームページなので任せたいという場合は、
こちらで更新作業も代行します。
無料相談から更新代行まで対応しています
- WordPress 7.1への更新可否の確認
- テーマ・プラグインの確認
- PHP・サーバー環境の確認
- 事前バックアップ
- WordPress本体の更新
- 更新後の動作確認
- 不具合が出た場合の調査・修正
メジャーアップデートだから怖がるのではなく、
中身を確認して、使えるものはちゃんと新しくしていく。
WordPressとは、そんな付き合い方がいいんじゃないかなと思っています。
