連載|地方企業のリアルIT相談室|第14回
「ちょっと見て」から始まる仕事
最近、会社へ訪問すると予定していた打ち合わせとは別の相談が始まることがある。
先日もそうだった。
席に着いて資料を出そうとしたところで、
「玉田さん、ちょっと見て」
と声が掛かった。
パソコンを見るとメールのエラー。
そこから話を聞いているうちに、共有フォルダのこと、古いパソコンのこと、バックアップのこと。
気が付けば、本来の打ち合わせとは違う話になっていた。
でも実際は、こういうところに会社の課題が隠れていることが多い。
ホームページの相談で伺ったはずが、メール運用の話になる。
システムの相談だったはずが、業務の流れそのものを見直す話になる。
現場を回っているとよくあることだ。
毎日使っている環境だからこそ、少しずつ不便になっていても気付きにくい。
使えているからそのまま。
忙しいから後回し。
そんな状態が続いていることも少なくない。
だからこそ、何気ない会話の中から見えてくることがある。
打ち合わせの前の雑談。
帰り際の立ち話。
「そういえば」から始まる相談。
そういう話を聞いていると、本当に困っていることが見えてくる。
最近は、よろず相談のブログを読んで問い合わせをいただくことも増えてきた。
話を聞いていると、まずAIやGoogleで調べてみたという方がほとんどだ。
実際、それで解決できることもある。
ただ、途中まではうまくいったけれど最後が分からない。
設定を触ってみたけれど思ったように動かない。
気が付けば何を変更したのか分からなくなってしまった。
そんな状態で相談をいただくことが多い。
だから最近は、問題を解決するというより、状況を整理するところから始まることも増えた。
話を聞きながら画面を見て、一つずつ確認していく。
そうすると意外と解決することも多い。
もちろん内容によっては保守会社やベンダー、専門業者へお願いした方が良い場合もある。
でもまずは相談してもらえれば良い。
現場を回っていると、そんな仕事が増えてきたなと感じている。
今日もまた、
「玉田さん、ちょっと見て」
から一日が始まる。
ご相談ください
ホームページ、メール、パソコン、ネットワーク、AI活用まで。
「こんなこと相談してもいいのかな」
そんな段階でも大丈夫です。
内容によってはその場で解決できることもありますし、専門業者や保守会社へお願いした方が良い場合は、最適な方法をご提案します。
まずはお気軽にご相談ください。
